人生初のトライアスロンにチャレンジしてきました。 この夏に、 丸の内朝大学のトライアスロンクラスを受講しまして。 で、受講したのはいいんだけれども、あまり出席できず(寝坊とか..)、 そうこうしてるうちに、 3ヶ月のクラスがあっという間に終了。 結局、半分くらいしか出席しなくて、 トライアスロンのスキルはあまり上がらなかったんだけど(自業自得)、 せっかく受講したので、 とりあえず1回は大会に出てみることにしました。 まったく完走できる自信はないけど、 ヤバくなったらリタイアすりゃいいやっていうノリで。 _ _ _ まず、出場する大会を探す。 条件は ・距離が一番短い(スプリント) ・近場で開催される(行くのが面倒でない) ・今年中に開催される この3つ。 で、それに該当した 「横浜シーサイドトライアスロン」に出ることに。 エントリーしたのが8月下旬で、 大会は10月下旬なので、準備期間は2か月。 次に、用具の準備。 <スイム> ウエットスーツをオーダーメイドにするか、 既成品にするかでちょっと悩んだけど、 安い既成品にする。 とはいっても約1万円。高い... あとは、スイムキャップ、ゴーグル、ワセリンを購入。 <バイク> わかってたことだけど、ロードバイクはすごく高い! 新品なら20万円以上が当たり前。 中古でも10万円以下のバイクは、 かなり性能が劣るものしか見当たらない。 cerveloとか100万円超えてっからね。車買える! 庶民にはとてもじゃないけど手が出せない。 どうしようか散々悩んで、かなり使い古された5万円の 中古ロードバイクにしようかなーと思ってたところ、 楽天で「ロードバイク」で検索して安い順に見てったら 新品で3万円以下の激安ロードバイクを発見! 性能的にはいろいろ問題あるけど、 「見た目がロードバイクであればいいや」 と割り切って、これに決定! 楽天で買ったのでもちろん家まで配送されてくるんだけど 配達員が、 「お届け物です。これ・・」 って、ダンボールにくるまれたロードバイクを 玄関前にドサッと持ってきた時はちょっとビビったよね。 あとは、細々とした用具・備品を購入。 ヘルメット トライウエア サイクルジャージ グローブ サドルバッグ ドリンクボトル ボトルケージマウント モジュラーケージ 空気入れ 携帯空気入れ 携帯工具 タイヤレバー バイクシューズ ビンディングペダル 輪行袋 まー、とにかく、必要な備品が多すぎる! バイク以外の備品だけで合計約3.4万円。 バイクよりも高くなってしまった。 それでも出費はかなり抑えたほうだと思う。 <ラン> 特になし。 服はトライウエアのまま走るし、シューズは持ってるモノで十分。節約! _ _ _ そして、練習。 スプリントの距離は、 スイム750m、バイク20km、ランは5km。 バイクとランは、タイムにこだわらなければ、 どうにかなるだろうってことで、練習なし。 バイクは楽天から配送されたあと、 自宅の周りを試し乗りしただけ。 問題はスイム。 750m泳ぐのは自分にとって、かなり高いハードル。 8月末時点では、50m泳いだくらいで完全に 息が上がって、「ゼーハー、ゼーハー」する状態。 自力でやるのも限界あるなと思って、 TIスイムの講習を2回だけ受講した。 1回はクロールのフォームについて、 もう1回は海で泳ぐための練習(ヘッドアップなど)。 これは受講しておいて良かった。かなり勉強になった。 あとは、区民プールで週3日ペースでひたすら練習。 だけど、それなりの時間を費やしたものの、 残念ながらそれほど上達せず... 100m泳ぐと息が切れてしまい、その都度、 呼吸を落ち着かせるために休憩を入れないと 泳ぎを続けられない。 かなりスイムに不安を抱えたまま、 大会当日を迎えることとなった。 _ _ _ 大会当日。 朝5時に起きて、予約しておいたレンタカーを 家まで持ってきて、 バイクを完成車のまま積み込んで、出発。 特に渋滞に巻き込まれることもなく、会場に到着。 まずは、トランジションエリアで荷物整理。 周りの選手があれこれセッティングしてるんだけど、 みんな熟練者に見えるな... 自分はバイクを完成車のまま運んだので、 大してやることもなく。 手持ち無沙汰なので、何か手を動かしたいんだけど 初心者なのでやること全く思いつかない。 ただウロウロしてるだけで、明らかに挙動不審だった。 不審者極まりない。 あまりにもやることないので、 スタート地点に行くことにする。 スタートまであと1時間。ひたすら待ち。 周囲の参加者を見渡してみると、 40代以上の方が多い。若い人は少ない。 家族連れの選手が多かったなー。 軽く居眠りしたりしつつ、ひたすら待って、 ようやくスタートの時間に! 足にアンクルバンドをつけて、海に入水。 水がかなり冷たい! でも、全身を海につけると徐々に慣れてきて、 冷たさは気にならなくなった。 「ちゃんと泳ぎ切れるだろうか・・?」 かなりドキドキしながら、10:05にスタート! バトルに巻き込まれないように、 最後尾からゆっくり泳ぎ始める。 そろそろと泳ぎ始めると・・、体がすごく浮く! ウェットスーツを着た練習はしてなかったので、 実戦で初使用だったが、これはすげー! 泳ぎやすい。呼吸が楽だ! ただ、ウェットスーツがオーダーメードではないので、 サイズが微妙にあっておらず、肩が窮屈で疲れる。 遅いながらもゆるゆると 最後尾付近をマイペースで泳いでいると、 「大丈夫ですかー?」 ボートに乗ってるスタッフから声をかけられる。 最後尾付近をゆっくり泳いでるから、 心配してくれたんだろう。 「大丈夫です!」 と返答したいところなんだけど、 泳ぎながら声出すのは、難易度高すぎるのでムリ。 なんか意思表示したいけど、スルーして泳ぎ続ける。 波でかなり方向を惑わされるので、 泳いでると、かなり見当違いな方向に行ってしまう。 本当は練習したヘッドアップを交えて、 前方確認しながらクロールすればいいんだけど、 前方確認の時につい呼吸をしてしまったりして、 リズムよく泳げない... たまに、ライフセーバーが乗ってるボートに 笛を吹かれて、方向訂正を促されたりする。 しばらくすると、違うボートのスタッフから、 「大丈夫ですかー?大丈夫ですかー?」 と、声をかけられる。 自分の位置が後ろのほうなのはわかってるけど ダントツで最下位なんだろうか。 こんなに何度も声かけられるものなの・・? そうこうしていると自分たちの5分後にスタートした 10~20代の選手にガンガン追い越される。 追い抜かれるのは全く問題ないんだけど ぶつかるのは避けたいなーと思ってたが、 特にぶつかり合うことはなかった。 後半は、疲れでクロールの速度が遅くなってきたので、 平泳ぎに切り替える。 本当は、スイムでは足の筋肉を使わないのが セオリーなんだけど、気にしない。 それは気にしないんだけど、平泳ぎで泳いでたらまた 「大丈夫ですかー?」 ってスタッフが声かけてくる。 もう3回目ともなると、悲しくなってくるよね。 っていうか、心配しすぎじゃない? 「大丈夫かって言われれば全く大丈夫じゃないけど こっちだってね、必死に泳いでるんだぞ!」 と訴えたいんだけど、 泳いでるので残念ながらそんなことはできず。 スイムのゴール地点が近づく頃には、 もう泳いでる選手がほとんどいないからか、 「大丈夫ですかー?」 両サイドから声をかけられる始末。 もう、心配されすぎ。 これだけ手厚く心配されることって、そうない。 帰宅してから知ったんだけど、まさか大会中にスイムで 亡くなられた方がいたなんて、このときは露知らず。 なんでこんなに心配されてるのか、今ひとつ 腑に落ちないまま泳ぎ続けたスイム終盤だった。 そんなこんなで、 何はともあれ、なんとか750m泳ぎ切った!! なんかもう、「勝った!」と思ったよね。 スイムが終わっただけなんだけど。 しかも、ほぼ最下位みたいな順位なんだけど。 我ながらおめでたい。 なんかヴィクトリーランみたいな気分で、 トランジションエリアまで300mくらい走る。 着替えは、ウェットスーツ脱いで、 下に着込んでるトライウェアになるだけなので楽チン。 あとは、足を拭いてバイクシューズ履いて、準備完了。 ただ、バイクグローブをつけるのを忘れてしまった。 凡ミス。 バイクのコースは5km×4周。 バイクは買ったあと、1回試し乗りしただけ。 なので、前傾姿勢のフォームとか、よくわからない。 けど、とにかく時間内にゴールできればいい、 と割りきってスタート。 とにかく他の選手にガンガン抜かれるが、 全然気にならない。 とにかくスイム750m泳ぎ切れてすっかり上機嫌なので ちょっとしたサイクリング気分でルンルンと進んでいく。 そいえばマウンテンバイクの選手をたまに見かけた。 あれでもいいのかー。 マウンテンバイクでもいいんだったら、 ロードバイクをわざわざ買う必要なかったかも。 ドリンクボトルは、 バイクのダウンチューブにセットしてたんだけど、 「さて、飲むかー」 手を伸ばしたらボトルに手が届かない。 マジか! 仕方ないので、水分補給するときは、 いちいちバイクを止めて、降りてから飲むことに。 もう、初心者丸出し... だけれども、天気も良くて、景色も良くて、 潮風も気持ちよくて、バイクはかなり楽しかった! バイクは割とあっさり終了。 最後はラン5km。 シューズだけ履き替えて、すぐスタート。 ビリ付近にいることもあって、 周りの選手はバテてる人が多い。 自分は体力的には余裕ありまくりなので、 ガンガン抜いていく。楽しい! キロ5分30秒くらいで走れた気がする。 ランは道端で応援してくれる人が多くて、 これも励みになったなー。 ランも全く問題なく、無事に完走! スタート前は、 体力使い果たすようなゴールシーンを想像してたけど 思ってたよりも、余力残したゴールだった。 初トライアスロンの感想は、 ノンストップで750m泳いだことは練習でもなかったので とにかく泳ぎきれてホッとした、ってところかなー。 ウエットスーツのおかげで体が浮いて、 呼吸が楽だったのが大きい。 あとは、疲れたらすぐ平泳ぎに切り替えたのは 良かったと思う。 これなら、スピードさえ気にしなければ、 2倍の1.5kmでも泳げそうな気がする。 来年はもうひとつ距離の長い、 「ショート」の大会に出てみようかな~ 考えてみよう。 |
by おすもーさん
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11月 2017
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