まずゼッケンチェックを受ける (立山マラニック編を1話目から読む) スタートから8時間半後に室堂エイドに到着。 制限時間の1時間前。 スタート前は、こんなに余裕を持って 室堂に着くとは思っていなかった。 必死に走って駆け込むイメージだったんだけど… まあいいか。 到着受付を済ませて、奥へ。 左側に預け荷物が並んでる 室堂といえばお粥! お粥はおかわり不可なので、 おにぎりとあんパンをしっかり食べておく。 今回、補給食をそれなりに持ったけど、 使ったのはゼリードリンク1つだけだった。 この先はもうエイドがないので、 水を750mlしっかり持って、出発。 250mアップする3km ホテル立山のトイレへ。水道の水が冷たかった! ここは走行禁止区間なので、のんびり歩く。 べ、別に走ろうと思えば走れるんだからね!(強がり) 朝方は雨だったからか、トレッカー少ない 唐突に雪登場。転ばないようにそろそろ進む 通過してから雪渓を振り返る ベンチに座って小休憩。頂上までけっこうあるな… 63km地点の一ノ越に9時間30分で到着。 ここはゼッケンチェックのみ。 女性の方がラムネをくれた! ここに着くと同時に一気に風が強くなる。 暴風!! 303mアップする2km。ラスト! 体が冷えるとマズイので、休まずにアタック開始! 下界の景色を見つつ、登っていく。風が強すぎる! こんな上りが最後に待っていたとは…! 一ノ越までのハイキングモードから一転。 ギアを入替えて、本気モードで登っていく。 ただでさえ斜度がキツイのに、 靴がランニングシューズで滑る。 つらい! 登っている人よりも、下山の人のほうが多い。 人はたくさんいるけど、上る道は何通りもあるので、 空いてるルートを自分で探せば待つことはない。 一ノ越より上はストック禁止のはずだけど、 使っているトレッカーが多い。 下りの人が小石を落としてきそうな気がするので 落石の音に注意を払いながら登る。 すれ違う下山中の人がたくさん声をかけてくれる。 「ファイト~」 「がんばって~」 声をかけられれば、すべて応じ返す。 そういえば、学生の一団がいたけど、 あれは遠足かなんかだったんだろうか。 だとしたら、なかなか過酷な遠足だな… 疲れたら横を見る。絶景! スタッフの横を通り、最後の直線へ あともうちょい! 上りきったー! ゴールゲートはもう少し先 あれがゴールだ! ゴール! 海抜0から3003mまで登った! 素晴らしい景色! 受付の小屋で鈴付きの札をもらってから、 上にある雄山神社の峰本社へ進む。 1回で30人くらいが上まで行って、 お祓いしてもらって、お神酒をいただく。 帽子をとらないといけないんだけど、 直射日光が頭に突き刺さる… 寒いのでレインウエアを着て、 ただちに下山を開始。 必死に登ってくる選手たちに声をかける。 下りだけど、シューズがアレなので リズムよく下っていけない。 急ぐ必要はないので慎重に下りる。 一ノ越に戻ってきた。 下りに30分もかかってしまった。 上りとほとんど変わらない… 山荘の中をちらっとのぞくと、 自販機でビール売ってた。600円。 ちなみに山頂では700円、 室堂のホテル立山の自販機は400円。 そのまま、てくてく歩き続けて室堂に到着。 ホテル立山でソフトクリームを買おうとしたら、 売店が15時で閉店していた。 oh… 代わりに、お土産屋でバニラモナカを購入。200円。 レジの人「海から山頂まで何時間で行くんですか?」 私「10時間です」 レジの人「」 というやりとりのあと、モナカを食べつつ、 室堂の荷物置き場へ。 預け荷物を引き取って、 着替え始めると、足がすごいことになっていた。 朝に日焼け止めを塗り忘れたので、 膝周りの日焼けがヒドイことに。 良い子のみんなは日焼け止めをちゃんと塗ろうね! おじさんとの約束だよ! 翌日に友人の結婚式があったので 今回は残念ながら雷鳥荘では泊まらず、日帰り。 17時発の富山駅行きのバスに乗り、帰途についた。 事前の予想とまったく違うレース展開になり、 なんか余裕を持ってゴールしてしまったので、 「おすもーさんでも行けたんじゃないか?」 というのが正直なところ。 上りばかりの65kmのコースに二の足を踏む方もいるかと思いますが、DNFしまくりのおっさんでもなんとかなったので、ぜひチャレンジしてみて下さい! 来年以降に走る方へのアドバイスは2点。 まず、称名でトレランシューズに履き替えたほうがいい。一ノ越から上はランシューズだと死ぬ。 それと、一ノ越の制限時間は14:30だけど、 一ノ越から山頂まで30分で上るのはまずムリ。 室堂をギリギリ通過した場合は、一ノ越への遊歩道を必死に速歩して、14:20までには一ノ越に着きましょう。そこからは気合で登る。 そんなところでしょうか。 大会を振り返ると、とにかく景色が素晴らしかった! 八郎坂のあとはずっと絶景だったし、 前半も21km過ぎからは良い眺めだった。 今夏は海外レースに行けなかったけど、 この大会のお陰で素敵な夏の思い出ができた! 感謝! スタッフ、ボランティア、私設エイドの方々、 ありがとうございました!!! P.S.)DNSしなくてよかった! |
by おすもーさん
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11月 2017
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