3年連続で参加していた伊豆大島のレースにエントリーしようとしたら、フルマラソンの部が廃止されてて、ウルトラのみになってまして。 ウルトラを走る場合、土曜の開催なので金曜に休みを取ってフェリーに乗らねばならず、年度末の金曜日に休みを取れるか微妙だったので、今年は断念。 その代わりに、自宅から近いこのレースにエントリー。 参加費6000円。素敵! 近頃、レース参加費の高騰が著しいからな… 仮装して「お相撲ラン」にするかどうか迷ったが、 今回は普通の格好でタイムを意識して走ることにする。 目標はサブ3.5。 普段、走る練習をほぼしないので、現時点での 妥当な目標タイムがどのくらいかよくわからない。 2年前、スパルタスロンの参加資格を得るために死ぬ気で走ったくびき野ウルトラで、42km地点の通過時刻が3時間40分だったので、フルなら3時間30分は切れるんじゃないかと楽観的に夢想した。 まあ、あれから着々と脚力が衰えてきていることを考えるとサブ3.5もかなり怪しいが、それは気にしない。 目標が決まったので、それに向けて練習をね、しました。 7kmを2回ほど。 去年の(レースを除いた)年間走行距離が100km以下の私からすると、なかなかの走りこみだ。 よく頑張ったと思う。 さて、レースの結果はいかに。 _ _ _ 大会当日は6時起き。 電車でJR佐倉駅へ。8時頃に到着。 駅北口の送迎バス乗り場は20人くらい並んでたが、 どんどんバスが来るので、すぐ乗れた。 20分程で会場に着き、目前のテントで参加賞をもらう。 ミズノの黄色いTシャツだった。無難なデザイン。 参加者が1万人規模なのでスタート会場は賑わってた。 普段参加してるレースは、多くても1000~2000人規模なので、こういう大規模なレースは新鮮だ。 まずスタート地点近くのテーピングブースに行く。 3週前のNAGOURAマラソンのときに痛めた、 左膝裏の内側に貼ってもらう。 このテーピングは良かった。 今回、最後まで強い痛みが出ずに走り切れたのは、 このおかげだと思う。 続いて更衣室のテントで着替え。 ショッツとアミノバイタルを忘れたことに気づく。 マジか! エイドの給食をしっかり食べないと… 今回はタイムを意識して走るのでGoproは持たない。 なので、写真は冒頭の1枚のみ。 寒いのでスタート20分前まで更衣室のテントにいる。 そして手荷物を預けようと外に出てみると、 手荷物ブースの前が大行列になってる! 「こりゃスタート時刻に間に合わないんじゃないか」 と思ってたら、途中でスタッフが機転を利かせて、 フルマラソンの人を優先した列を急遽作ってくれた。 ナイス! 荷物預けは200円の有料制で、大小の番号札をもらい、 大は荷物に、小は身に付けるシステムだった。 スタート10分前にスタート地点へ。 目標の3時間30分の所はもうスペースがない。 というか、最後尾からしか並べないので、前のほうのエリアまで人をかき分けて進んで行くのは不可能だった。 4時間~4時間30分の所にスペースを見つけて並ぶ。 ほんの少し雨が降る中、打ち上げ花火の号砲とともに、9:30にスタート。 スタート&ゴールの前後と15km付近に坂がある スタートのマットを踏むまで約1分。 すぐ下りに入る。 下りの斜度は大したことないが、ペースが遅い… 自分のいるエリアが4時間以上の場所なので、 仕方ない。 1kmを5:19で通過。遅い! 道が広がるに連れて、ゴリゴリ抜いていく。 それにしても、 キロ5分を切るペースで走るのは本当に久しぶりだ。 Goproを持ってきてないので頭も軽い。 自分は生粋のファンラン派だけど、 こうやって風切って走るのもたまにはいいもんだ! 5kmを23:43で通過。 最初の1kmが遅かったことを考えれば、悪くない。 というかオーバーペース気味かもしれない。 気をつけよう。 最初のエイドで、ポカリをもらう。 コップを取ろうとして少しスピードを緩めると、うしろからスピード緩めずにランナーがガンガン来る。 こわい。 自分も流れに乗っていかないと、ぶつかられる。 このエイドは、紙コップの散乱っぷりが凄まじかった。 富士登山競走の最初の給水所と同じレベル。 「ゴミ箱入れるときくらいは一瞬スピードを緩めたって、いいんでないの?」 と思いつつ、エイドを足早に立ち去る。 住宅街が終わって、一気に開けた田園風景になる。 多少肌寒く感じるが、走るにはちょうどいい。 牛舎を過ぎて、田んぼの中を走る。 10kmを46:56で通過。 この5kmも23分台で走っている。 このペースで行けるところまでいこうと決める。 最後まで維持できればサブ3.5は楽勝だけど 後半にペース落ちることはわかっている。 あとはどれだけ粘れるか次第だ。 12kmのエイドに到着。 クロワッサンがある! ショッツを忘れてるので、エネルギー切れにならないように食べておく。 クロワッサンは走りながらでは食べられないので、 歩きながらモグモグ。 パンを手に取るランナーは自分以外には誰もいない。 周りのランナーからすると、 「こいつ、なんで序盤からパン食ってんだ?」 と思われたに違いない。 いいの。 人は人、自分は自分だ。 ・・なんて思っていたとき。 前方の黄色いゼッケンのランナー(以降、「黄色」)が、ゴミ箱のない場所でポイっと紙コップを道端に放り捨てた。 そして、それが水の流れてる路肩の側溝に落ちて、流れていってしまった。 「どこ捨ててんだ!!!」 と言おうとしたが、パンをモグついてたので、 「ボボブボボンバ!」 と、全く意味不明な叫びになってしまった。 どもるにも程がある。 そうこうしてるうちに、「黄色」は行ってしまった。 いくらなんでも、あんまりだ。 急いでるとはいえ、適当に捨てるにしたってスタッフがあとで拾える範囲内で捨てるのが最低限のマナーだろ。 あれか。 黄色ければ何したって許されるのか。 黄色はそういう色なのか。 なぜか怒りに震えながら、遠ざかる「黄色」のゼッケン番号をしっかり記憶する。 レースの途中で、前方に「黄色」を発見することがあれば、絶対に奴は仕留めるぞと固く心に誓う。 ※「仕留める」=「(そのランナーを)抜く」 15km手前に上り坂があらわれる。 草ぶえの丘と言うらしい。 その爽やかな名前とは裏腹に、なかなかの斜度。 走ると足が消耗しそうなので、 歩いて足を休めることにする。 するとバンバン抜かれていく。 しまいには、 「大丈夫ですか?」 と声をかけられる始末。 「大丈夫です~」 と答えていたが、 よく考えてみると、この「大丈夫ですか?」は、 「ケガでもしたんですか?」 という意味ではなくて、 「上りだからって、こんな序盤から歩くなんて、 そんなひ弱なメンタルで大丈夫なんですか?」 という意味だったのかもしれない。 だとすれば、全然大丈夫ではない。うん。 佐倉にまで来て、 メンタルのダメだしをされるとは思わなかった。 15kmを1:10:23で通過。 直近5kmを23分台でキープできた。よし。 16kmのエイドで、再び給食。 クロワッサンを口に押し込んで先に進むと、 あんぱんとクリームパンも登場。 「どっちを食べようか・・」 と一瞬悩んだが、 「どっちも食べたらいいじゃない!」 という神の声が聞こえた気がしたので、両方食べる。 食い過ぎ! フラットな道が続いてから、長めの下り坂に入る。 草ぶえの丘の上りを歩いたので、 下りはペースを上げてチャラにしようと試みる。 下りきると、印旛沼周回コースへ入る。 20kmを1:34:02で通過。 ここも直近5kmを23分台でキープできた。よし! 次へ > |
by おすもーさん
<海外レース>
Madeira(マデイラ) 4K Endurance Trail(逆トルデジアン) Andorra(アンドラ) HK168(香港) Spartathlon(スパルタスロン) UTMB 2015 Trans Gran Canaria Grand Raid Reunion Mt. Kinabalu Climbathon UTMB 2014 The Sahara Race(4deserts) <国内トレイル・Long> 上州武尊山スカイビュー 信越五岳 Ultra Trail Mt.FUJI(UTMF) OSJおんたけウルトラ <国内トレイル・Short> 立山登山マラニック 富士登山競走(山頂)2017 房総丘陵・養老渓谷 2017 鋸山ラウンド 八重山トレイル OSJ奥久慈トレイル 富士登山競走(山頂)2015 TJARトレーニングキャンプ 富士登山競走(山頂)2014 NASUロング スパトレイル 外秩父トレイル 神流マウンテンラン 美ヶ原 2013 富士登山競走(5合目) 伊豆トレイルジャーニー 鋸山 2012 玉川トレイル in しずおか 武尊山スカイビュー50k 美ヶ原 2012 RUN & BIKE in NOZAWA TOKYO成木の森 青梅高水山 スノーシューレース in 水上 房総丘陵トレイル スノーシューレース in 妙高 おんじゅくトレイルラン 高尾山天狗トレイル 長瀞アルプス <国内ロード・Long> 萩往還マラニック(250km) さくら道国際ネイチャー クレージーラン(沖縄一周) 萩往還マラニック(140km) T.O.F.R.(沖縄一周) <国内ロード・Middle> いわて銀河ウルトラ 奥熊野いだ天ウルトラ NAGOURAマラソン 隠岐の島ウルトラ くびき野ウルトラ 飛騨高山ウルトラ 能登半島すずウルトラ 秩父札所めぐりウルトラ 野辺山ウルトラ 2013 富士五湖(112km) 2013 伊豆大島ウルトラ 丹後ウルトラ 野辺山ウルトラ 2012 富士五湖(112km) 2012 <国内ロード・Short> 館山若潮マラソン 2017 佐倉朝日健康マラソン 伊豆大島一周マラソン 2015 伊豆大島一周マラソン 2014 谷川真理ハーフ 2014 谷川真理ハーフ 2013 富士山マラソン 谷川真理ハーフ 2012 多摩川チャレンジ <トライアスロン> バラモンキング(Long) 館山わかしお(Short) 横浜シーサイド(Sprint) Archives
11月 2017
|